四十九日まで佛壇の扉は閉めるのか!?

お葬儀を終えて四十九日までの間、佛壇の扉を開けておくのか、閉めておくのかとよくお尋ねされます。

私の考える結論としては、

「お仏壇の扉を開けていつも通りお祀りして下さい」です。

お佛壇の扉の開閉については地域の習慣や宗旨宗派等において色々と考え方があるようですので、一定していないことをご理解頂いて皆さんが納得いく説明を基にお佛壇の扉の開閉をお考え頂ければと思います。

私が「お佛壇の扉を開けてお祀りして下さい」という理由は

① 以前は自宅で葬儀を執り行っていました。家具を移動したりしてスペースを 確保し、鯨幕や白布で目隠し等をして祭壇を設えてました。その折に立つ埃やお佛壇も鯨幕等で覆うってしまうこと、バタバタする中でご先祖様等が粗末になってしまうことで失礼になってしまうので、「葬儀が終わるまでの間だけ」扉を閉めるようにしていたこと

② お佛壇にはご本尊様やご先祖様をお祀りしていることを考えると50日余り扉を締め切ったままにしてお給仕を行わないことは粗末にすることになってしまうこと

※ やむを得ない事情があるときは、撥遣供養(お性根抜き)をして一時的に曼荼羅にお還り頂いて事情が止んだときに再度開眼供養をしてお祀りをする、親類縁者あるいは菩提寺等にお位牌等を預かって頂いてお祀りしてもらうというのがが本義のように思います。

③ 50日余り締め切ったままにするとお佛壇の中が湿気でカビが出たり、異臭がしたりとお佛壇が傷んでしまう原因にもなりかねない。

お祀りごとで大切なことは

ご本尊様、ご先祖様、新佛様のお祀りに際しても

「自分がされて嫌なことはしない」

「快くお佛壇で過ごしてもらえるように」

という心がけが大事だと私は思います。

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